動画解説「基本のコンビネーション」

子供の護身

すべての基本となる動き 「基本のコンビネーション」

パンチとキックの連打「コンビネーション」は豪快でカッコよく、誰でもやってみたいと思う空手の花形です。

基本のコンビネーションは、パンチ、ひじ打ち、前蹴り、下段回し蹴り(ローキック)、回し蹴り(中段以上)、ひざ蹴り、回し受け …と、ほとんどの攻撃の技が入っています。

審査の課題にもなる重要なコンビネーションですのでしっかり練習してください。

長いけれど、実は…

右前蹴りから 右パンチ 左パンチ 左回し蹴り 

右ローキック 右手で相手の左手、左手で相手の頭を押さえ 左ひざ蹴り 右ひじ打ち

基本のコンビネーションを文で書くと結構長いですね。おぼえるのが大変そうに見えます。

でも、実はこれは一つの動きを少し変えて、2種類の技にしたものなのです。だから、一つをおぼえたら後は簡単です。

しかも、この動きから様々な技を繰り出すことができます。

結局は、前蹴り→ワンツーパンチ→回し蹴り

上で書いた、基本のコンビネーション。一行目と二行目を比べてみましょう。

  • 右の蹴り→右のパンチ →左のパンチ →左の蹴り
  • 右の蹴り→右手の押さえ→左手の押さえ→左の蹴り→右ひじ打ち

お分かりになると思いますが

 右足の動き→右手の動き→左手の動き→左足の動き

になっています。足の動きは各蹴りやステップ、足払いに、手の動きは各パンチや押さえ、崩しに変化させることができます。

それにより様々な技に変化させることができます。

さらに受けやポジショニングを併用したり、蹴りをダブル、トリプルに変えることによりさらに多彩な技を繰り出せるようになります。

とぎれない動きを心がける

コンビネーションは強さ、速さももちろん大切ですが、

動作をとぎれさせずにスムーズに動くことを山口護心教室では大切にしています。

巻き込み投げも基本のコンビネーションの動きのバリエーションといえます。

左足が相手のサイドバックに踏み込み(前蹴り)

左手で相手の右手、右手で相手の頭を押さえ(ワンツー)

右ひざ蹴り(回し蹴り)

裏投げも同様です

左足相手のサイドへ(前蹴り)

左手で相手の右手、右手で相手の顔面を押さえ(ワンツー)

右足踏み込んで相手の足を払い裏投げ(回し蹴り)

バリエーションを作る楽しさ

コンビネーションの動きから投げ技につなげる練習は上級者になってから行います。

基本のコンビネーションをしっかり練習し、バリエーションをたくさん練習していた人の方がいろいろな動きに対応できるので上達も早くなります。

投げ技も単発だけではなく、投げ技のコンビネーションもあります。

まずは基本のコンビネーションをしっかり練習してください。

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